こんにちはワタルです。今日は吉田行宏さんの著書“成長マインドセット“を読んだ感想について書いていきたいと思います。
この本めちゃくちゃ面白いです!
話しが悩みを抱えるサラリーマンと問題を解決してくれるカフェのマスターとの会話形式になっているのでとても読みやすいです。その中でも特に心に響いたところを厳選してご紹介したいと思います。
今日紹介した以外にも学びになるところがあります。
ぜひ一度手に取って読んで見て下さい!
それではいきましょう!
成長マインドセット 心のブレーキの外し方/吉田行宏【1000円以上送料無料】 価格:1518円(税込、送料無料) (2021/5/16時点)楽天で購入 |
アイスバーグ理論
アイスバーグ理論とは?
この理論がこの本での一番の基礎となる考え方なのでここだけでも覚えて帰ってください。
アイスバーグの理論というのは、成果や結果というのは目に見える氷山の一角だという考え方。きっとこの説明だけでは 全然意味がわからないと思うので画像をご覧ください。
成果を出すために土台が必要。
1番の土台、それが意識・想い・人生哲学。
これを聞いたとき僕「なんで?」とおもいました。
そうですよね、スキルを身につけた方が結果が出やすいと思いませんか?
だからこそ「1日で身につく〇〇のスキル」みたいな本やyoutubeタイトルは人気だとおもいませんか
習慣や行動を変えるには普段から意識することって必須だと思いませんか?
意識して行動することでそれが習慣になっていくと私は思います。
また会話のスキルを学んでもでただ聞くふりをしている人、
ちゃんと想いを持って聞いてくれる人ってわかってしまいますよね?
その会話に対してどれだけ真剣に向き合ってくれるか、どんな想いで聞いてくれるかが大切だと思います。
それだけ意識や想いはふるまいに出てしまうんだなと実感できますね。
ふるまいや姿勢は真似をする、スキルを学んだぐらいでは身につくものではありません。
そこにいくまでの意識や人生哲学、想いがとても大切なんだということです。
悩みブレーキ
悩みブレーキ?成長と関係あるの?
この本のサブタイトルにもある心のブレーキの外し方についてご紹介します。
まず悩みブレーキを踏むとは、車に例えるならアクセルを踏みながらブレーキも踏んでいる状況のことです。
真っ直ぐな道でアクセルを全開で踏んでいる車と、アクセルを踏みながら同時にブレーキも踏んでいる車どちらの方が速いでしょう?
迷いようのない問題ですね。当然前者の方が速いです。ですが気付かぬうちにアクセルとブレーキを踏んでいる人は多いように感じます。
その悩みブレーキを外す方法が本書では5つ紹介されています。
1 ブレーキの存在を知る
2 悩まない覚悟を決める
3 他責にしないは100%
4 結果は選択できないが行動は選択できる
5 関心の輪と影響の輪
そのうちの1と3に絞ってご紹介します。
ブレーキの存在を知る
まず、自分は今悩んでいると認識する。
これがブレーキを外す第一歩です。
次に、今あなたは本当に悩まなければならないポイントにいますか?
悩むべきポイント
例えば大学生で進路について考えるとき。目の前に選択肢が広がっているわけですから悩むのも当然ですよね。
悩みブレーキ
先程の例の続きで進路が決定し社会人として働きだしてから別の選択肢の方が良かった、仕事がうまく行かないなどの悩みこそが悩みブレーキになるわけです。
分岐点を過ぎて真っ直ぐ進むだけの道で迷ってしまうのは不要だということです。
他責にしないは100%
全てのことを自分の責任だと思うこと。 自分の責任だと思い込むと動きづらいと思う方のためにこの本では当事者意識という言葉が使われています。
具体的に当事者意識100%で行動するとはどういうことなのか、
私は主に意思決定の場面で大切になってくると思います。
意思決定の場では特に損得で考えてしまいその結果うまくいかなければ他人のせいにしがちになりませんか?
その意思決定を成長に必要かどうかの基準で選択してみてはどうでしょうか。
どんな結果になっても自分の成長のためだと思えれば良いと割り切れるでしょう。
そしてそれは短期的な損得に流されない長期的な視点を持つことにもつながるのではないでしょうか。
大きな子供理論
この話はめちゃくちゃ面白いです。
大きな子供理論とは、
自分の中に子供がいるんです。
意味わかりませんよね?
でもそういうことなんです。
子供ってこんな特徴がありませんか?
・自己中心的
・他者を理解しない
・正しい軸がない
これらの要素を持っている子供が自分の中にいるんです。
そんなことはない、自分の中に子供なんていないと現実を受け入れることができないのも一つの大きな子供の特徴かもしれません。
どうすればいいのか、これはシンプルで自分の中にいる子供を育ててあげましょう。
子供が自分の中にいることが自覚できたんですから肯定しながら成長させていくも良し、厳しく蹴飛ばしながら成長させても良し。
自分自身は子供のままではないんだからきっと大丈夫だと言い聞かせてあげましょう。
最後に
いかがだったでしょうか、どの話も自分と重ねられてマスターの言葉がグサグサ心に突き刺さりました。
特に最後の大きな子供理論は学童保育でバイトをしている僕にはわかりやすく。すごく心に響くものになりました。
これからも読んだ本をアウトプットしていきますのでよろしくお願いします。
コメント